2024年2月8日（木）のドル円は高値149.47安値147.93約1円55銭幅で実体約1円20銭の陽線でした。
Open:148.104
High:149.479
Low:147.933
Close:149.318
内田真一日銀副総裁が東京時間に「仮にマイナス金利を解除しても、その後にどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していくことになる」と発言したことを受けて、日銀の低金利政策が続くとの見方が強まると、海外市場に入っても円売りが続いた。
一方、堅調な米雇用情勢などを背景に米連邦準備理事会（FRB）の早期利下げ観測は後退しており、ドルは引き続き買われやすい地合いとなった。1時前には一時149.48円と昨年11月27日以来の高値を付けた。
昨日の為替相場は日銀の内田副総裁の発言に尽きる。
この発言に対して個人的に色々思うことはあるがそれは置いておいて、ファンダメンタルを加味したトレーダーには単純明快な展開だった。
テクニカル的にもドル円は水曜日の時点で下げ切らず押し38.2％がサポートに反発上昇。そこから2/5の高値148.89を欧州セッション中（日本時間19時）にブレイク。一方的な動きになった。4時間足でも連続陽線で明らかにショートのストップを巻き込んだ動きをしているのが分かる。
難しくなるのはここからの動きだろう。ファンダメンタル的には今のところ日米金利差でドル買い一択。ただし、これは要人発言で雰囲気が一変する可能性があるので短期トレードでは常にアンテナを張っておくべきだ。
テクニカル的にはブレイク後なのでいったん押しが入る形になっている。目下149.50辺りが高値と考えると心理的節目である149.00ラインとブレイクラインである148.90のラインがレジサポとして機能するか確かめに行く形だ。
買いの勢いが引き続き強いのであれば、非常にやりづらいレンジになりそうだ。
週末かつNY時間にこれといった重要指標発表もないので本日は手じまい相場になる予感。
そんな感じでラスト1日がんばっていきまっしょい。
ここにドル円4時間足チャート
07~11時 陽線
11~15時 陽線
15~19時 陽線
19~23時 陽線 2/5高値ブレイク 15~19時台の高値ブレイク
23~03時 陰線
03~07時 陰線
日本時間
18:43RHS〇
20240208 +110.3pips
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