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【FX】ドル円2024年4月26日(金)の回顧録

2024年4月26日(金)のドル円は高安約3円50銭幅で実体約2円75銭の陽線でした。

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ドル円日足チャート

26日のニューヨーク外国為替市場でドル円大幅に3日続伸

 

日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で緩和的な金融環境を維持するとの方針を確認。市場の一部では「円安に対応して国債買い入れ縮小の方法を検討する」との思惑が浮上していただけに、日銀会合の結果を受けて改めて円売りが優勢となった。加えて、植田和男日銀総裁が定例記者会見で「今のところ基調的な物価に円安が大きな影響を与えているわけではない」「円安のインフレへの影響は通常一時的にとどまる」などと発言。円安を強くけん制するような発言がなかったことから、円を売る動きが活発化した。  

 

NY市場に入り、米商務省が発表した3月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)が前年比2.7%と予想の2.6%を上回り、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターも前年比2.8%と予想の2.7%を上回ったことが分かると、米連邦準備理事会(FRB)による利下げが後ずれするとの観測が高まり、ドル買いの様相も強まった。節目の157円や158円を突破すると目先のストップロスを断続的に巻き込んで一時158.44円と1990年5月以来約34年ぶりの高値を更新した。  

 

主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.19まで上昇した。

ドル円4時間足チャート

昨日は日銀金融政策決定会合と上田総裁の記者会見があったが、概ね市場の予想通りであったと言える。円安容認がはっきりしたことでドル円はNYクローズまでに158円台に乗せてきました。これで円ロンガーはストップロスを付けたと思うので、相場参加者の目線は160円へ向けて円ショート、ドルブルに傾きつつあるように思える。

 

以前から記載しているように、介入期待で円ロングをするのではなく、米インフレ動向と米金利上げ(現在ではかなり先送りが織り込まれている)の転換を見極めてからでも遅くはない。長期目線で円ロング仕込むのであれば、勝率低く見積もって近くにストップ入れ損小利大を狙っていく段階に入ったと考える。これは逆も同じで160円170円と上値余地を狙ってドル円ロングポジションを構築する場合も、振り落としの下落は必ずあるので順張りだからと損切りを置かないのではなく、逆行った場合は転換の可能性を考えて一度損切りして仕切り直す方が長期的に生き残る可能性は高くなるだろう。

今週のトレードは節目節目でドルショートを指値で入れて損切りにあったが、来週も似たような感じになりそうだが引き続き長期目線で臨みたい。

 

06~10時 陽線
10~14時 陽線 日銀金融政策決定会合 156円ブレイク
14~18時 陽線 上田総裁記者会見 17時乱高下
18~22時 陽線
22~02時 陽線 157円ブレイク
02~06時 陽線 158円ブレイク

 

20240426 -30pips

 

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