2024年3月15日（金）のドル円は高安約1円13銭幅で実体約72銭の陽線でした。
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今週発表された米物価指標がインフレ圧力の根強さを示したことで、米利下げ先送り観測が高まる中、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.3182％前後まで上昇。日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢となり、1時過ぎに一時149.17円と日通し高値を付けた。
複数のメディアが「日銀が来週18−19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除する見通し」と報じたことで、日銀の政策修正観測は一段と強まったが、「政策修正は織り込み済み」との見方から円買いでの反応は限定的だった。「日銀はマイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する」との思惑から円売りが出やすい面もあった。
テクニカル的にドル円は3/12の上髭下髭陽線のレンジ高値148.16を上抜けしたことで一段上のレンジ圏へ突入。
2/13の高値から3/8の安値のフィボナッチ38.2％から一気に61.8％手前までの戻りとなっている。2/13の高値から3/8の安値のトレンドを主とみるなら現在の上昇は戻りであり下降フラッグの上限、つまり戻り売りの絶好のゾーン。
3/8からの上昇を主とすると上昇トレンドの3波中でありこのまま上値を引き上げていくか押しの4波を作るかになる。
ファンダメンタル的には直近の雰囲気はドル買い。月曜日以降はその時になってみないと分からないので考えても仕方がない。
とりあえず来週は日銀の金融政策発表があるので、それまでは上149.20下148.68辺りでのレンジ相場とみている。
06~10時 陽線
10~14時 陰線
14~18時 陽線 前時間帯の高値ブレイク
18~22時 陽線
22~02時 陽線 前時間帯の高値ブレイク
02~06時 陰線
20240315 +57.2pips
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