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【FX】ドル円2024年5月1日(水)の回顧録

2024年5月1日(水)のドル円は高安約5円幅で実体約3円30銭の陰線でした。

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ドル円日足チャート

1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は大幅に反落。

 

米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会FOMC)で市場予想通りFFレートの誘導目標を5.25−5.50%に据え置くことを決めたと発表。声明では「ここ数カ月、物価上昇率2%の目標達成に向けて進展していない」と指摘し、利下げの開始時期が遅くなる可能性を示唆した。一方、国債保有額を圧縮する量的引き締め(QT)のペースを6月から減速することを決め、「国債保有残高の圧縮ペース上限額を月600億ドルから250億ドルにする」とした。市場の一部では「QTの上限を300億ドルにする」との見方があっただけに、結果公表後は金利低下とドル売りにつながった

 

また、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「インフレは依然として高すぎる」「利下げの確信を得るには想定より時間かかる見通し」としながらも、「次の行動が利上げになる可能性は低い」と話し、市場で警戒されていた利上げの可能性を否定。米金利がさらに低下したことで全般ドル売りが加速すると、一時157.01円まで値を下げた。  

 

金利が低下幅を縮めると157.59円付近まで下げ渋る場面もあったが、5時過ぎから断続的に円買い・ドル売りのフローが観測されると一転急落した。市場では「政府・日銀が急激な円安を阻止するため、為替介入に踏み切った」との見方が強まり、節目の157円や156円、155円、154円を次々と下抜けて一時153.04円まで大幅に値を下げた。

ドル円4時間足チャート

FOMCハト派的な内容だったので金利が下がりドル円は下落。前日の介入から利上げの可能性との思惑からかなり反発上昇していたが、NY時間以降は上値重くFOMCを受けて下落トレンドとなったところで、明け方5時過ぎに日銀の介入観測で一気に154円割れまで行った感じだ。現在はこれまたかなり反発していてる。

結局、日米金利差は大して変わらずドル買い継続の力が強いのだろう。下落の値幅も小さくなっているので、ドル円は再度160円を目指すとの思惑が強い。個人的にこれはあまり良くない傾向だとは思うが、動いている方向についていくしかないので今日もコツコツ拾っていければと思う。


 

06~10時 陽線
10~14時 陽線
14~18時 陽線
18~22時 陰線
22~02時 陰線
02~06時 陰線 介入観測

 

20240430 +16.9pips

 

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