2024年3月1日（金）のドル円は高安約78銭幅で実体約18銭の陽線でした。
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米10年債利回りが上昇したことを背景に買いが進行。2月米製造業購買担当者景気指数（PMI）改定値が予想を上回る結果になると一時150.72円と本日高値を更新した。ただ、2月米ISM製造業景況指数や2月米ミシガン大学消費者態度指数・確報値、1月米建設支出がいずれも弱い内容だったことで米長期金利の急低下とともに失速。150.08円付近まで下落し、その後の戻りも鈍いまま取引を終えた。
なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁は「市場が織り込む年内の利下げ回数が減っているのはデータに反応しているため。FRBは市場と闘ってはいない」と述べたほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁は「住宅インフレがなぜ一段と低下していないのか、われわれは完全には把握しておらず、注視しなければならない」と発言した。
木曜日の23~3時までの4時間足を見れば、アジア市場オープンから再度大陽線を作ったのも納得がいく。NY時間の動きは指標発表で上下に振らす展開。フィックス後は安値横横でそのままクローズだった。
日足チャートを見る限り上髭陽線で土日になにがあるか分からないが、この雰囲気であれば、週明け月曜日の東京のドル円は上値重く若干下向き優勢かなとも思うが、上髭陰線ではなく陽線で終わったので、149.8台、行ってもNYまでは149.2下のストップまでのレンジかなとも思う。とはいえ、「夕食の用意ができていないのに明日の朝食について論じても始まらないよ。」というヤン・ウェンリーの名言にあるように、分かりようがないことをあれこれ思案するより、土日は相場から離れてリフレッシュするに限るというもんだ。
07~11時 陽線 前日高値ブレイク
11~15時 陽線
15~19時 陽線
19~23時 陽線
23~03時 陰線 欧州安値ブレイク
03~07時 陰線
20240301 +103.2pips
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