2024年3月29日（金）のドル円は高安約33銭幅で実体約3銭の陰線でした。
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米商務省が発表した2月米個人消費支出（PCE）価格指数（デフレーター）は前年比2.5％、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比2.8％と市場予想通りの結果となった。ただ、3月中旬に発表された2月米消費者物価指数（CPI）や2月米卸売物価指数（PPI）が予想より強い内容だったことから、米連邦準備理事会（FRB）が重視する米PCEデフレーターの上振れを警戒する向きは多く、結果公表後はドル売りで反応。23時30分前に一時151.18円と日通し安値を付ける場面があった。
もっとも、前日の安値151.15円や27日の安値151.03円が目先サポートとして働くとじりじりと下値を切り上げる展開に。パウエルFRB議長がサンフランシスコ連銀で開催されたイベントで「本日のPCEデフレーターは我々の予想とほぼ一致した」としながらも、「利下げを急ぐ必要はない」との考えを改めて強調したことも相場を下支えした。
グッドフライデーからのイースター休暇入りにより閑散相場。
３月末、四半期末、年度末ということでドル買い予測がされていたが、今年のドル円はオープンから徐々に買われていたものの、9:37に151.50高値を付けたのちに下落。東京仲値では高値から30pips以上の下落となった。
06~10時 陰線
10~14時 陰線
14~18時 陽線
18~22時 陰線 アジア時間前時間帯安値ブレイク
22~02時 陽線
02~06時 陽線
20240329 +3pips
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