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【FX】ドル円2024年5月3日(金)の回顧録

2024年5月3日(金)のドル円は高安約1円90銭幅で実体約62銭の陰線でした。

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ドル円日足チャート

3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続落。

 

労働省が発表した4月米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比17.5万人増と予想の24.3万人増を下回り、失業率が3.9%と予想の3.8%より弱い内容となった。また、平均時給は前月比0.2%/前年比3.9%と予想の前月比0.3%/前年比4.0%を下回った。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が先送りになるとの観測が後退すると、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。21時30分過ぎに一時151.86円と4月10日以来の安値を付けた。  

 

なお、市場では「米連邦公開市場委員会FOMC)が次回会合で利下げに傾くには十分ではないものの、労働市場の需給が著しく緩み始めつつあることを示唆。賃金の伸びが予想に届かなかったことはインフレにとって前向きな兆候」「米労働需要は減速しつつあり、いずれインフレ圧力の緩和につながる。FOMCの年内利下げへの裁量を幾分か与えるだろう」との声が聞かれた。  

 

ただ、151円台では押し目を拾いたい向きは多く、売り一巡後は下げ渋る展開に。23時発表の4月米ISM非製造業景況指数は49.4と予想の52.0を下回ったものの、仕入れ価格指数が59.2と予想の55.0を上回ったことでドルを買い戻す動きが広がった。24時前には153.07円付近まで下値を切り上げた。そのあとは週末のNY午後ということもあり、徐々に値動きが鈍った。

ドル円4時間足チャート

雇用統計ナイト。結果的にドル売りで安値ホルホルで152円割れ。151円台では買われて反発。日足チャート的には4波下落を形成して2波の高値151.9で反発した形になる。ここのサポートが強いのであれば次は5波上昇で4波下落の半値あるいは61.8%が目標になる。今週2度日銀の介入があったので上値は警戒されるだろう。米国の金利は若干ハト派になり12月利下げ1回から、9月利下げ期待となっている。ただ、それでも結局日米金利差は大きくドル買いトレンドは再度復活してくるように思える。

 

個人的には160円から今後は円高方向にと考えていたが、介入しても結局この程度であり、最初の152円で介入すべきだったのではと考える。今後ドル売り円高になるのであればいいが、このまま再度160円トライの流れになってくると止める手立てがなくとても不安だ。あまり考えたくはないが最悪の事態は想定しておこう思う。

 

06~10時 陰線
10~14時 陰線
14~18時 陽線
18~22時 陰線 米雇用統計発表
22~02時 陽線
02~06時 陽線

 

20240503 +101.6pips

 

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